健康・美容

掲載日:2017年2月1日

爪からみるあなたの健康!

 

日ごろから爪の状態をチェックしていますか?

体の健康に気づかっていても、爪は特に気にして見ていないという方も少ないかもしれません。しかし、爪は健康状態が現れやすい場所でもあり、自分の目で確認しやすい事から“健康のバロメーター”とも呼ばれているんです!

爪の色や形からわかる、健康状態をご紹介します。

 

爪の基礎知識


 

トラやライオンは獲物をとるために、サルは木に登るため…このように動物にはそれぞれに道具として使う爪の役割があります。

では、人間にとって爪はどのような役割があるのでしょうか?

 

 1、物をつかみ、細かな作業ができる

指先には骨がありません。それに加えて爪もない状態だと、指先はとても柔らかくなり、

さまざまな動作が困難になってしまいます。

たとえば、物を持つということ。爪がないと力が入りづらくなり、細かな作業はおろか、お箸すら持つことが難しくなるそうです。

足の指も同じで、爪があるおかげで力がはいり、歩いたり走ったりする動作ができます。

 

2、指先を保護する

手先や足先は、神経が集中している場所でもあります。その場所を、皮膚より硬い爪が守ってくれています。

 

意識をしていなくても、私たちの生活の中で“爪”は、とても重要な役割をしているんですね!一般的には、ピンク色で艶がある爪が健康的だと言われています。

あなたの爪は大丈夫ですか?早速チェックしていきましょう!

 

まずは、爪の色をチェック!


 

・白色

全体が白っぽくなっているときは、貧血が考えられます。

また、肝臓や腎臓の病気などが疑われることもあります。

 

・赤色

ピンク色よりもさらに濃い赤色になっているときは、多血症が考えられます。

多血症とは、赤血球が増加する事で起こり、症状がひどくなると脳血栓や心筋梗塞などを引き起こす可能性もあります。

 

・紫色

チアノーゼ(酸素不足)や血流が滞っていることが考えられます。

 

・黄色

一部分だけが黄色になっている場合は、タバコが原因として考えられますが、全体的に黄色になっている場合は、爪水虫や糖尿病、皮膚疾患などの可能性もあります。

 

・緑色

緑膿菌という細菌に感染している可能性があります。

最近ではネイルアートを楽しむ女性にこの症状が増えてきていると言われています。

 

次に爪の形をチェック!


 

・横しまがある

栄養不足や不規則な生活、精神的ストレスがあった場合などに横しまが入りやすくなります。

 

・縦しまがある

加齢による場合もありますが、無理なダイエットによる弊害も考えられます。

 

・さじ状に反り返っている

この状態になっているときは、鉄欠乏性貧血が考えられます。

 

 

小さな爪でも、さまざまな状態が推測されるんですね!

“ピンク色をしているか”“表面はしまが少なくツヤがあるか”を毎日少し気にかけて、

これまでと違う、または異変が長く続くなどがあった場合には、医療機関を受診してくださいね。

ご注文はこちらから
資料請求はこちら お試しパックはこちら