九州大学の基礎研究

九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門システム生命学講座細胞制御工学分野細胞制御工学教室の白畑實隆元九州大学名誉教授が中心となり、2002年より低分子化フコイダンの基礎研究を開始しました。 現在は、同教室の照屋輝一郎助教が白畑先生の意志とこれまでの共同研究成果を引き継ぎ、低分子化フコイダンの作用機序解明に向けた基礎研究も継続実施しております。

九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門システム生命学講座細胞制御工学分野細胞制御工学教室の写真

照屋輝一郎 助教

白畑先生の統合医療にかける情熱、そして多くの医師から一目置かれている存在に心を動かされ、低分子化フコイダンの研究に参加されました。 現在は、白畑先生の意志を引き継ぎ、さらなる成果を出すために臨床医と協力しながら研究を積み重ねられています。

プロフィール

1995年 九州大学大学院 農学研究科遺伝子資源工学専攻 博士課程修了 農学博士
1995年 岡山大学医学部附属 分子細胞医学研究施設細胞生物学部門 助手に就任
1996年 財団法人神奈川科学技術アカデミー生体シグナル伝達プロジェクト研究院
1997年 九州大学大学院 農学研究科遺伝子資源工学専攻 助手に就任
2007年 九州大学大学院 農学研究院遺伝子資源工学部門 助教に就任

著書

・「研究に基づいたがん治療の選択」

白畑實隆名誉教授

低分子化フコイダン研究の第一人者であり、数々の研究成果を学会等で発表されてきました。フコイダンという大きな可能性を持つ成分を科学的に実証することで、多くの方の健康に役立てられるという熱い思いを持って、低分子化フコイダンの研究に取り組まれてきました。

プロフィール

1978年 九州大学大学院 農学研究食糧化学工学専攻 博士課程修了 能楽博士
1987年 米国オレゴン州立大学に訪問助教授として留学
1989年 九州大学助教授に就任
1995年 九州大学大学院 遺伝子資源工学部門細胞制御工学講座教授に就任
2016年 九州大学名誉教授に就任

著書

・「知ってよかった!今日から始まるあきらめないがん治療」
・「がんと生きる」
・「あなたの知らない―新しいがん治療」
・「末期ガン克服への挑戦 統合医療による快復症例の解明」
・「ガン統合医療でフコイダンが注目される理由―気鋭の医師・研究者による臨床・研究報告」

2002年から続けられるパワーフコイダン研究

九州大学によるパワーフコイダンの基礎研究は2002年に開始されました。これまでの基礎研究から、低分子化フコイダンの作用について様々なことが解ってきており、その研究成果は日本をはじめ世界有数の学会で発表されてきました。
2008年には、ノーベル医学・生理学賞の選考委員会を有する権威あるカロリンスカ研究所(スウェーデン国)の先生方を九州大学に招き、低分子化フコイダンについての議論を深められました。そして2011年には同研究所に招待され、低分子化フコイダンの研究成果も発表されました。

近年の主な学会発表

2010年03月
日本農芸化学会2010年度大会(東京)
2010年09月
第69回日本癌学会学術総会(大阪)
2011年05月
2011第四届世界癌大会(大連、中国)
2011年12月
第34回日本分子生物学会年会(神奈川)
第9回日本機能性食品医用学会総会(大阪)
2012年09月
第71回日本癌学会学術総会(札幌)
2015年10月
第74回日本癌学会学術総会(名古屋)
2017年09月
第76回日本癌学会学術総会(横浜)

主な論文発表

2005年01月
Cytotechnology
2011年11月
PLoS ONE
2013年
Bioscience,Biotechnology,and Biochemistry
2013年11月
Mar.Drugs

落谷教授との共同研究

2020年3月より、東京医科大学医学総合研究所分子細胞治療研究部門 教授 落谷孝広先生と「食品中エクソソーム成分の免疫制御機構の解明」と題した、低分子化フコイダンの免疫機能を解明する為の共同研究がスタート致しました。

落谷孝広 教授

落谷孝広 教授

東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 教授
国立がん研究センター研究所客員研究員

プロフィール

1988年
大阪大学大学院博士課程修了(医学博士)同年大阪大学細胞工学センター
文部教官助手
1993年
国立がんセンター研究所主任研究員。その後同分子腫瘍学部室長、がん転移研究室 独立室長
2010年
国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野、分野長
2017年
国立台湾大学特別教授に就任
2018年
東京医科大学・医学総合研究所、教授、早稲田大学客員教授、東京工業大学客員教授、星薬科大学客員教授、昭和大学歯学部客員教授、東京医科大学客員教授、慶應大学薬学部客員教授を兼任

現在

現在 日本癌学会評議員、JSEV(日本細胞外小胞学会)会長、エクソソーム国際協会オフィシャルジャーナル、JEVのAssociate Editor、Cancer ScienceのAssociate Editorなど学会・研究会役員を務める。

医療機関による臨床研究

低分子化フコイダンの臨床研究の必要性を感じた医師たちが中心となり、2012年より多施設共同研究が行われております。
2017年2月にはフコイダン史上初となる臨床研究論文が“Integrative Cancer Therapies ジャーナル”に掲載されました。
臨床研究から出てきた課題や医師たちの意見の情報共有も行われ、基礎研究にも反映されています。

医師たちの写真

近年の主な学会発表

2015年10月
第74回日本癌学会学術総会(名古屋)
第53回日本癌治療学会学術総会(京都)
2015年11月
society for integrative oncology(ボストン、アメリカ)
2015年12月
第28回日本バイオセラピー学会学術集会(埼玉)
2016年06月
第21回日本緩和医療学会学術大会(京都)
MASCC/ISOO 2016(アデレード、オーストラリア)
2018年07月
The International Association for Dental Research(ロンドン、イギリス)

主な論文発表

2015年03月
International Society of Life Information Science
2017年01月
Integrative Cancer Therapies
2018年02月
Openventio
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