フコイダン

掲載日:2016年6月30日

フコイダンの構造に欠かせないフコースとは?

フコースの構造フコイダンは、フコースと硫酸基が結合し、数多く連結した構造を持つ硫酸化多糖類です。フコースや硫酸基、硫酸化多糖類などの言葉は普段耳にすることが少ないので、分からないという方も多いですよね。

そこで今回は、フコイダンの基礎構造で大変重要なフコースについて解説していきたいと思います。

 

フコースとは?

 

フコースとは、生体の多糖類や核酸の構成成分として存在するデオキシ糖の一種です。
フコースは海藻のネバリ成分であるフコイダンから発見され、ヒバマタ属の学名であるFucusからフコースと名づけられました。
また、動物や植物細胞表面のN結合糖鎖でフコースが見つかっています。

天然のフコースにはL型とD型の2種類があり、それぞれをL-フコース、D-フコースと呼びます。
L-フコースは海藻やウニのタマゴなどに多糖類として存在しています。
D-フコースはヒルガオ科植物の配糖体の糖として存在しています。フコイダンの中に含まれているのはL-フコースです。

フコースの役割としては全てが解明されているわけではないようですが、東京大学医科学研究所ではフコースがサルモネラ菌の感染を防ぐ可能性があることを発表し、さらにはクローン病などの難病との関連性についても研究を進めていく方向にあるそうです。
この研究により、感染症予防やクローン病の新たな治療方法や薬の開発が進んでいけば、フコースという糖についての新たな作用解明が期待できるかもしれません。

 

フコイダンとフコースの関係について

 

フコースはフコイダンの構造を作る重要な化合物の1つです。
すなわち、フコイダンという成分を存在させるにはフコースは無くてはならない存在なのです。
フコイダンの機能として知られている肝機能向上作用や抗菌作用なども、フコースが構造の一部分として結合していなければ、全く作用することができません。

また、海藻からフコイダンを抽出して飲用するだけでは、その機能を体内で発揮させることはできません。
フコイダンの力を人間の体内で発揮させるには、もともと20万~80万分子あると言われる高分子のフコイダン成分を体内吸収できるまで低分子化する必要があります。
現代の科学技術をもってしても、フコイダン成分を人工的に作り出すことはできないので、自然の海藻から抽出したフコイダンを低分子化するしか方法はありません。
始めにも書きましたが、フコイダンはフコースと硫酸基が結合し、連結した構造を持つ栄養成分です。
フコースの他に、グルコースやガラクトースなどの糖も含まれています。

フコイダンは発見されてから100年以上経つ今でも、謎が残されているほど構造の細かい成分です。
このフコイダン成分の構造は、単純に低分子化してしまうとすぐにバラバラになり、フコイダンではなくなってしまいます。
自然のままの構造を保ったまま低分子化するには、とても高い技術が必要なのです。

 

構造を崩さずに低分子加工に成功しているパワーフコイダン

そのフコイダンの低分子化に成功し、低分子加工後のフコイダンの作用について学会等で発表が続けられている唯一のフコイダンが当店の販売しているパワーフコイダンです。
「低分子化するとフコイダンの機能を失う」とよく言われますが、白畑教授が癌学会で発表されている成果は全て低分子加工後のフコイダンについての成果です。
これが、構造を崩さずにフコイダンを低分子化に成功しているという何よりの証といっても過言ではないでしょう。

 

▼パワーフコイダン 無料の資料請求

 

【パワーフコイダン正規販売店コムネット お問い合わせ先】

TEL:0120-166-159(フリーダイヤル)

インターネット:お問い合わせフォーム

パワーフコイダンについての基本情報はこちら

低分子化フコイダンの研究実績についてはこちら

ご注文はこちらから
資料請求はこちら お試しパックはこちら