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掲載日:2018年8月1日
皆様は、ご自身のうんちを観察したことはございますか?
便の色や形、におい、硬さなどから、ご自身の腸内環境や内臓の状態を知ることができます。
今回は、うんちの観察方法についてご紹介しようと思います!
うんちの観察ポイントは、形と色の2つです。
【観察ポイント① 形】
まずは、うんちの形を観察してみましょう。
要注意なのは「ひょろひょろ便」「コロコロ便」「どろどろ便」の3つです。
◆ひょろひょろ便
ひょろひょろ便とは便が細長くなっている状態のもので、食物繊維不足が原因とされています。
ダイエットなどで食事制限をしている方でも、野菜や穀物性の食物繊維(穀物繊維)を摂るように心がけてみましょう!
食物繊維はごぼうやえだまめ、切り干し大根に、また穀物繊維は雑穀や大麦、ライ麦などに多く含まれています。
◆コロコロ便
コロコロ便とはうさぎの糞のように小さく丸まっている状態のもので、ストレスによる便秘かもしれません。
強いストレスがかかると腸の動きが活発になりすぎ便秘になってしまうそうなので、ストレスを避けたり趣味の時間を作るなど、ゆっくりと過ごすことを心がけてみましょう!
◆どろどろ便
どろどろ便とはドロドロして刺激臭がある状態のもので、お肉や脂肪分の多い食事のために悪玉菌が増えることが原因です。
野菜を摂ってお食事のバランスをとったり発酵食品を取り入れて善玉菌を増やすことで、腸内環境を整えるように心がけてみましょう!
【観察ポイント② 色】
次に、うんちの色を観察してみましょう。
注意したいのは「赤」「グレー」「黒」のうんちです。
◆赤い時
赤ワインやトマトなど、赤い色素を含むものを食べすぎると、一時的に便が赤くなることがあります。
それ以外の理由は、腸内に炎症などがあり便に血が混ざっていることなどが挙げられます。
◆グレーな時
脂肪分の多い食事をとりすぎると、消化不良になって便が灰色がかった色になることがあるそうです。
それ以外では、胆のうの機能低下などで胆汁の分泌が滞っている可能性があります。
◆黒い時
腸内に悪玉菌が増えすぎていたり水分が不足し便が固くなりすぎると、色が黒っぽくなります。
黒くドロドロしたタール便だった場合は、食道~小腸など、消化器官の上の方で出血してしまっているかもしれません。
このような状態が続いている方は、一度病院で検査を受けてみてくださいね。
理想的なうんちは、バナナのように太さと長さがあり、黄褐色をした水に浮くうんちです!
食事の内容や腸内環境が整っていると、徐々にこの状態に近づいていくと言われています。
まず大切なのが、腸内の善玉菌を増やすことだと言われています。
乳酸菌を豊富に含んだヨーグルトなどを取り入れることがオススメです。
また、食事のバランスも重要視されています。
食物繊維を多く含んだ野菜をしっかりと摂ることで便の通りがよくなりますし、発酵食品を摂ることで消化を助けてくれると言われています。
いかがでしたか?
うんちを流してしまう前に一度しっかりと観察することで、腸内の環境を知り、大事なサインを見つけることができます。
是非毎日チェックしてみてくださいね!
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