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掲載日:2018年6月21日
何かが触れているわけではないのに、脚に不快感を感じた事はありませんか?
この症状はむずむず脚症候群と呼ばれていて、日本では20~50人に1人が発症すると言われています。
今回はむずむず脚症候群について皆様にご紹介します!
まずは、むずむず脚症候群について詳しく調べてみました。
4つの特徴
この症状には、次のような特徴があります。
①座っている時や横になっている時など、安静時に起こる。
②夜にしか起きなかったり、夜になると酷くなる。
③脚に不快な感覚が起き、集中できなかったり眠れなくなる。
④脚を動かすと楽になる。
中でも脚への不快感が一番の特徴で、「脚の奥がむずむずする」「虫が這っているような気がする」と訴える方が多いそうです。
むずむず脚症候群の原因
欧米では1割近くの方が症状を訴えているそうですが、明確な原因は判明していません。
有力視されている原因のうち、一番はドーパミンの異常が原因だとする説です。
神経伝達物質のドーパミンがうまく働かず、感じないはずの感覚を感じてしまうのだそうです。
そのため、むずむず脚症候群の方がドーパミンの機能を高めるための薬を飲むと、症状が改善されることが多いと言われています。
また、鉄分が不足することで症状を起こしてしまうこともあるそうです。
体内の鉄分が足りなくなると、ドーパミン受容体の働きやドーパミンの合成がうまくいかなくなってしまいます。
実際に、むずむず脚症候群になってしまった方の中には貧血(鉄欠乏性貧血)の方が多いと言われています。
むずむず脚症候群が続くと睡眠の質が低下し、睡眠障害にも繋がると言われています。
そこで、日常的にケアを行う事が大切です!
【ケア法①】嗜好品を避ける
むずむず脚症候群には嗜好品、特に煙草・アルコール・カフェインの過剰摂取によって悪化することが多いと言われています。
中でも睡眠を浅くしやすいカフェインを含む飲み物や眠る前のアルコール摂取は、避けたほうがいいそうです。
【ケア法②】脚の筋肉をほぐす
寝る前にマッサージやストレッチを行って脚の筋肉をほぐすことで、改善されることもあると言われています。
特におすすめのストレッチは、レッグクロス運動です。
仰向けに寝て足を交差させ、足の筋肉に力を入れたり緩めたりを3秒ごとに10~15回繰り返し行うストレッチ法です。
これを行うと足だけではなく全身の血行も良くなるそうですよ!
症状が週に2回以上続き眠れない方や日頃のケアでは改善できない方は、医療機関の受診が一番です。
ドーパミンの機能を高める薬は医師の処方が必要なので、きちんとお医者様に診てもらいましょう。
いかがでしたか?
実は私も幼い頃、原因不明のむずむず感に困っていた時期があったので、これだったのか!と理解できました。
睡眠の質をより向上させるためにも、本日ご紹介したケア方法を取り入れてみてくださいね(*^^*)
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