土井龍雄先生の健康講座

掲載日:2017年12月14日

重要なのは、『お尻の筋肉』!

早速ですが、皆様に質問です!

人間の体には全部で何本の筋肉があるか、ご存知ですか?次の3つから選んで下さい。

①100本  ②300本  ③600本

 

今回の健康講座では、ウォーキングだけではなく日常生活を送る上で重要な「筋肉」について、簡単にお話します。

前述の答えにも触れているので、是非本文の中から探してみてください。

 

人間の体にある筋肉


 

私たちが生きていく上で、筋肉はとても重要なものです。

筋肉は大きく「心筋」「平滑筋」「骨格筋」の3種類に分けられるのですが、筋力トレーニングで鍛える筋肉は、一般的に骨格筋のことを指します。

私たちが体を自由に動かすことができるのも、この骨格筋があるからです。

 

人間の体には通常600本を超える筋肉があると言われています。そのうち400本ほどが骨格筋にあたるので、実に、全体の半数以上を締めていることになりますね。

 

中でも、日常生活において特に重要なのはお尻の筋肉です。

 

大事なのは「お尻の筋肉」


 

「お尻が小さくなりすぎるとしっかり歩けなくなる」という言葉を聞いたことはありませんか?

その理由は、お尻の筋肉が持つ役割に答えがあります。

 

右の図は、お尻を後ろから見た時の筋肉図です。

ウォーキングの時、特に重要な役割をしているのが、お尻の後ろにある大殿筋と、お尻の横側にある中殿筋です。

まずは、これらの筋肉について、簡単にご説明しましょう。

 

①大殿筋とは?

大殿筋は、人体で最大の筋肉とも呼ばれる筋肉です。

その為、人体において最も重要な筋肉と言っても過言ではないかもしれません。

 

大殿筋は体の後ろから太ももを動かし、上半身が前方へ倒れないように支える役割を持っています。

 

②中殿筋とは?

 

中殿筋は太ももを外側から動かし、上半身が横に倒れないように支える役割を持っています。

このおかげで骨盤が安定し、重心の位置を保つことができるので、歩行時の転倒などを防いでくれています。

 

このように、お尻の筋肉は下半身の根元から太ももを動かしてくれ、上半身を底から支えることで、体の安定性を保ってくれています。

 

「お尻の筋肉」を鍛えましょう!


 

お尻の筋肉をしっかりと鍛えておくことで、次のようなメリットも得られます。

・大殿筋:下半身の筋力アップはもちろん、代謝のアップにも繋がります。

・中殿筋:歩行時のふらつきを予防し、ヒップアップにも繋がります。

 

 

大殿筋を鍛えるには「スクワット」が、中殿筋を鍛えるには「サイドレッグレイズ運動」が最適です。

前回の記事「ウォーキングのための『筋力トレーニング」で詳しくご紹介しておりますので、是非参考にしてみてください。

 

魅力的で強いお尻の筋肉を維持し、皆様の「歩行寿命」を長くするためにも、是非下半身、特にお尻の筋肉を意識的に鍛えてみてくださいね!

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