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掲載日:2017年10月12日
生活習慣病の一つとして知られる糖尿病と言えばどんなイメージをお持ちでしょうか?
「中高年が罹るもの」とか「肥満の人がなる病気」と思っている方が多いかもしれません。
しかし、現在では10代~20代の若者だったり、痩せ型の人でも糖尿病に罹る人が増えているそうです。
増えている2型糖尿病
糖尿病は、インスリンの働きが不十分でブドウ糖が有効に使われず、血糖値が高くなる病気のことです。大きく分けて1型と2型の2種類あります。
・糖尿病1型について
膵臓自体がインスリンを作れないことが原因となり発症します。これまで、若い世代で発症する糖尿病は、ほとんどが1型と言われてきました。
・糖尿病2型について
多くは食生活の乱れや運動不足、ストレスなどの悪い生活習慣が積み重なることで、インスリンの分泌量が減ったり働きが悪くなることで発症します。これまでは1型に比べて診断までに年数がかかるので、中高年になってから発見されるケースがほとんどでした。
しかし、今では10代で糖尿病と診断される方の約半数がこの2型だと言われるほど、急速に増加しているそうです。
2型糖尿病の増加の原因とは?
糖尿病は、なによりも食生活を始めとする生活習慣が大きく関係していると考えられています。
お腹がすいた時に手軽に食べられるファストフードやジャンクフードを好んだり、コンビニで好きなものを買って食べるという人、またインターネットが普及して自宅で快適に過ごすことができるようになったおかげで運動不足の人が増えていると言われています。
このように食生活を始めとして私たちの生活は昔と比べて大きく変わっています。
また、若い人の間で問題となっているのが「ペットボトル症候群」と呼ばれるものです。
正式名称を清涼飲料水ケトーシスといい、甘いジュースやスポーツドリンクなど砂糖がたくさん入っている清涼飲料水の飲み過ぎにより、過剰に摂取してしまった糖分を体が処理しきれないために引き起こされると言われています。
例えば、500mlのペットボトルの場合、約70gの糖分が含まれています。これは角砂糖15個分にも相当します。
ソフトドリンクを習慣的に飲んでいる方は、特に注意が必要です。
糖尿病に見られる症状
糖尿病の初期症状として考えられることには、以下の様なことがあります。
□喉がとても渇く
□トイレが近くなった
□ダイエットをしていないのに痩せてきた
□疲れやすくなった
当てはまったからといってすでに糖尿病というわけではありませんが、「もしかして?」と思う症状がある方は、糖尿病予備軍かもしれません。
ぜひ今から生活習慣を見直してみてください!(^^)!
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