健康・美容

掲載日:2016年11月9日

寒い季節はプチ湯治でリフレッシュ!

寒さが増してくるにつれ、温泉が恋しくなってきませんか?

温泉に行くと、冷えた体を芯から温めるだけでなく、毎日の仕事や家事のストレスから解放され、とてもリラックスできますよね。

日本では、リフレッシュだけでなく病気療養や活力を養う「湯治」としても古くから温泉が利用され、親しまれてきました。

また近年では、週末などの休日に「プチ湯治」に行く事が注目を集めているそうです。

 

主な泉質と効能


 

1、単純温泉

【特徴】日本で最も多い泉質です。

肌への刺激が少なく、老若男女問わず安心して利用できる泉質です。

【効能】血行促進・神経痛・筋肉痛・関節痛など。

【主な場所】宇奈月温泉(富山県)・下呂温泉(岐阜県)・道後温泉(愛媛県) …他…

 

2、塩化物泉

【特徴】字のごとく食塩が主成分となっている温泉で、飲むと塩辛さを感じます。

塩化物泉は、汗の蒸発を防ぎ保湿効果が高い事から「熱の湯」とも呼ばれます。

【効能】切り傷・やけど・慢性皮膚病・慢性婦人病・病後回復など。

【主な場所】洞爺湖温泉(北海道)・鳴子温泉郷(宮城県)・湯河原温泉(神奈川県) …他…

 

3、炭酸水素塩泉

【特徴】炭酸水素塩泉は、カルシウム炭酸水素塩泉とマグネシウム炭酸水素塩泉、ナトリウム

炭酸水素塩泉の3種類に分けられ、その種類によっても効能が違います。

【効能】

カルシウム炭酸水素塩泉・マグネシウム炭酸水素塩泉…アレルギー疾患・慢性皮膚病など

ナトリウム炭酸水素塩泉…「美肌の湯」ともいわれ、古い角質と取り除き肌をつるつるにしてくれる効果があります。

【主な場所】伊香保温泉(群馬県)・有馬温泉(兵庫県)・別府温泉郷(大分県) …他…

 

4、硫黄泉

【特徴】ゆで卵が腐ったような独特のにおいがする温泉で、別名「生活習慣病の湯」とも呼ばれます。

比較的、刺激が強い泉質なので、ご高齢の方や病中病後などは気をつけましょう。

【効能】慢性皮膚病・慢性婦人病・糖尿病・高血圧・動脈硬化

【主な場所】日光湯元温泉郷(栃木県)・野沢温泉(長野県)・勝浦温泉(和歌山県) …他…

 

5、酸性泉

【特徴】ph値が低く、酸性度の高い温泉です。強い殺菌力がありますが、その分、肌への刺激も強いです。酸性泉に入った後は、シャワーなどで体に付着した成分を洗い流す事をおすすめします。

【効能】慢性皮膚病

【主な場所】玉川温泉(秋田県)・大桶谷温泉(神奈川県)・黒川温泉(熊本県) …他…

 

正しい温泉の入浴方法


 

①浸かる前に「かけ湯」をする。

かけ湯をするときは、心臓から遠い足元から順にかけていきましょう。

 

②まずは半身浴から始める。

すぐに肩までつかるのではなく、徐々に慣らしながらゆっくり浸かりましょう。

 

③水分補給をする。

入浴前後に、お水やスポーツドリンクなどで水分補給をしておきましょう。

 

温泉地に行くとたくさん入りたくなってしまいますが、温泉に入る事はとてもエネルギーを消耗する行為でもあります。

疲れてしまっては意味がないので、1回10分くらいを目安に1日3回程度までにしましょう。(好ましい時間や入浴方法は、温泉によっても異なりますので、確認してください。)

 

 

湯治は、ご自身の目的に合った泉質を選ぶことも大切です。

ご紹介した泉質以外にもたくさんの温泉がありますので、効能を良く見て選んでみてください。温泉の力で、これからやってくる寒い冬を元気に乗り越えましょう!

ご注文はこちらから
資料請求はこちら お試しパックはこちら