健康・美容

掲載日:2016年9月15日

「舌」で健康チェック!

舌の色と言えば、一般的には赤色やピンク色をイメージする事が多いと思いますが、

常に同じ色をしているわけではなく、その日の体調によっても変化すると言われています。

東洋医学では「舌診(ぜっしん)」とも言われ、体調管理のバロメーターともなる「舌」についてご紹介します。

 

あなたの舌は何色ですか?


 

舌は血液が集まる場所であり、その血液の質や状態というものが舌に現れます。

鏡を見て、今の舌の色をチェックしてみましょう!

 

①ピンク色

ピンク色をしている方は、健康状態が良好といえます。

 

②赤色

水分量が少なかったり、ビタミン不足という事が考えられます。また、舌が炎症を起こしている場合もあります。

 

③白色

舌苔(ぜったい)がついていると舌が白くネバネバしたような状態になります。

その他にも、鉄分不足により貧血を起こしている可能性があるので、要注意です。

 

④黄色

胃腸の調子が悪くなっている事が考えられます。暴飲暴食をしていないか…普段の食生活を見直してみましょう。

また、タバコを吸う方は、喫煙量が多い時に黄色っぽくなることもあります。

 

⑤黒色

抗生物質などの薬を服用中でない方が黒っぽい色になっている場合は、血行不良が原因だと考えられます。

 

また、これらの色に加えて、形や厚さの変化によっても体の状態に気づく事ができます。

舌の色や形の観察を続けていく中で、「今日は少し変だな…」と感じる事があると、それは病気のサインかもしれません。

気になった時は、ご自身の判断だけでなく、早めに医療機関を受診してくださいね。

 

舌苔って何?


 

舌が白くなる原因の1つに「舌苔」があるとお伝えしました。

これは、主に細菌や食べかすが原因となっているのですが、口内の働きを正常に保つためにはある程度必要であり、健康な方でも舌の中央~奥にかけてうっすらと白くなっています。前述した体調によって舌の色が「赤・黄・黒」などに変化するというのは、この舌苔の色が変化しているとも言えます。

 

・舌苔がつきやすい時はこんなとき!

舌苔がつきやすくなるのは、体調不良の時だけではありません。

生活習慣では、不規則な生活をしていたり暴飲暴食をしてしまったとき、

また、口呼吸になり口内が乾燥している時や、舌の運動量が低下するなどして唾液の分泌量が少なくなることも舌苔が増える原因となります。

 

この舌苔が口臭の原因として、舌専用のブラシも販売されるようになり、エチケット対策の1つとして舌ケアを行うことが定番ともなっています。

しかし、やり過ぎは禁物です!

舌ブラシを使用するときは、1日1回を目安にやさしくブラッシングしてください。

また、舌に傷や炎症があるときは、使用を控えましょう。

 

 

理想の舌は、舌苔がうっすらとつき、ピンク色に見える事です。

鏡さえあればいつでもどこでも簡単にできる「舌チェック」を、体調管理法の1つとして、是非取り入れてみてください!

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