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掲載日:2016年9月29日
スマートフォンの普及率は2010年からの6年間で急速に上がり、現在では10人中7人がスマホを持っていると言われています。
厚生労働省によるとパソコンやスマホなどの端末の連続使用時間は1時間以内と推奨されています。
しかし、ゲームやインターネットを手軽に楽しむことができるため、実際は2時間・3時間…と知らず知らずに時間が経過していることも多いようです。
体調不良もスマホ巻き方が原因かも?!
スマホを使用している方の中で、約9割が疲れ目やドライアイなど様々な体の不調をうったえていますが、そのうち約半数を占めるのが肩こりや首こりです。
スマホを操作しているときは、腕が固定され猫背になり、肩も前に入ってしまいます。これがいわゆる「スマホ巻き肩」といわれ、肩こりや首こりの原因です。また、この姿勢を長時間続けていると、スマホを使用しているときだけでなく常態化してしまうので、要注意です!
スマホ巻き肩チェック!
□体が前のめりになっている(丸まっている)気がする
□あごを引いた状態で壁に背をつけた時、後頭部が壁につかない
□のどにつまりなど違和感があるが、病院では何も異常がないと言われた
□呼吸が浅い、または息苦しさを感じる事がある
□腕を耳の横まで上げる事ができない、または難しい
□力を抜いて手を下にした時、手の甲が前を向いている
□手がしびれる事がある
□(女性の方へ)ブラジャーの肩紐の位置が、以前と比べて変わっている
上記の項目で1つでもあてはまったら、スマホ巻き方になっているかもしれません!
スマホ巻き肩を防ぐには?
スマホ巻き肩を予防するためには、「1、意識して姿勢を正しく保つ」「2、休息を取りストレッチをする」の2つが何よりも大切です!
1.意識して姿勢を正しく保つ
スマホを見ているときの姿勢を鏡に映してみてみると、どのような姿勢になっていますか?
首だけが前に出ていたり、猫背のようになっていませんか?
スマホを見る時は、背筋をしっかりとのばして、目線が下がらないようにスマホを目の高さまで持っていきましょう。
2.休息をとり、ストレッチをする
肩こりや首こりは筋肉が固まってなるものなので、ストレッチを取り入れて筋肉をほぐすと、症状が改善される場合もあります。
STEP1 両肩をすぼめて、肩と耳を近づけるようにします。
STEP2 両手を胸の前で組み、手のひらを上に向けて、思いっきり背伸びをします。
STEP3 脇腹の伸びを感じながら、左右に体を倒します。
STEP4 手を肩に置き、肘で大きな円を描くようにまわします。(前まわし・後ろまわしを10回ずつ程度)
痛みを感じる時は、無理をしないようにできる範囲で行ってください。
スマホ巻き肩は、首や肩を酷使する事で起こる症状です。
スマホが欠かせない時代となった今、少しの意識でツライ体の悩みを予防・改善していきましょう!
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