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掲載日:2016年2月16日
皆さま、乳がん検診は受けられていますか?現在、日本人女性の12人に1人が乳がんに罹るといわれています。女性にとって身近な病気である乳がんは、早期に発見すれば90%以上の方が治ると言われています。
今回は2回に分けて、乳がんの特徴とセルフチェック法などをご紹介いたします♪
乳がんとは??
乳がんは、乳房にできる癌(悪性腫瘍)です。乳房には、乳腺が木の枝のように広がっています。ほとんどの乳がんは、母乳を乳頭まで運ぶ役割を果たしている乳管から発声します。他の癌と違い、乳がんは40~50代の比較的若い世代の罹患率が高い傾向にあります。乳がんは早期発見すれば、治る確率の高い病気ですので定期的な乳がん検診は欠かせません。
最近では、自ら受ける検診意外に自治体による検診を利用することもできます。自己負担も少なくてすみます。
乳がん検査について
乳がん検査は、マンモグラフィと超音波検査(エコー)が基本となります。2年に1度のマンモグラフィ検査が推奨されていますが、超音波検査も合わせて行うことで、発見率はさらに高くなります。
マンモグラフィー検査・・・乳房専用のX線撮影です。乳房の厚みが4~5cmになるように上下から胸を挟んで圧迫して行います。石灰化をつくる癌に対しては非常に有効です。生理前はホルモンの関係で胸が張るので、多少痛みを伴う場合があります。若い女性は乳腺の働きが活発なため、マンモグラフィではしこりが見つけにくいと言われています。
超音波検査(エコー)・・・胸に超音波をあてて調べます。しこりを作る癌に対して有効です。痛みがないため、妊娠中の方や乳房の圧迫に耐えられない方などに適しています。
左図は、乳がんリスクのチェック表です。1つでも当てはまる方は、乳がん検診と併せて月に1度はセルフチェックを行いましょう。
乳がん検診の費用は、受診方法によってかわります。自治体による検診であれば、無料か、数百円~3000円程度の自己負担で受けることができます。ご自身で検診を受ける場合は、超音波検査+マンモグラフィで10,000円前後のところが多いみたいです。(※医療機関によって異なるので、直接お問い合わせください。)
乳がん検診を受ける際は、マンモグラフィと超音波検査機器のある医療機関(乳腺外科や外科など)や検診機関で受診しましょう。
乳がんは、自分で発見することができる場合もあります。次回の健康・美容コーナーでは、乳がんのセルフチェック方法をご紹介いたします!
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