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掲載日:2019年4月9日
突然ですが皆さま、日ごろ「腰が痛いなぁ」と感じられることはありますか?
腰痛をお持ちの方はとても多く、ある統計では国内の7割以上の方が「腰痛に悩んでいる」と答えたそうです。
様々な日常動作を行う上で要となる腰に痛みがあると、活動することが億劫になってしまいますよね…。
そこで今回は、腰痛の原因と改善方法について、簡単にできるストレッチ方法と一緒にご紹介したいと思います!
さて、腰痛の原因についてお話しする前に、いつ腰痛を感じるかを思い返してみてください。
夕方なのか、それとも、朝起きたときなのか、痛みを感じたタイミングによって、ご自身の腰痛の原因をある程度絞り込むことができます。
お昼間や夕方に痛みを感じるという方は、腰を過度に動かしていたり、腰を使いすぎたりなどで症状が起きている可能性が高いと言われています。
これは、日中のご自身の行動によるダメージ蓄積型の腰痛です。
例えば、重い荷物の上げ下ろしなどで腰を酷使すると、筋線維がダメージを受けることで、痛みを感じるようになってしまいます。
「そんなに腰を酷使していないはず…」という方は、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を保っていませんか?
心当たりがあった方は、ダメージ蓄積型ではなく、違うタイプの腰痛かもしれません。
朝起きた時に腰痛を感じるという方は、寝返りが少ないことで症状が起きている可能性が高いと言われています。
これは、眠っている間同じ姿勢でいること、つまり腰が動かないために起きる血流悪化型の腰痛です。
このタイプは、デスクワークやタクシーの運転手など、同じ姿勢でいることが多いお仕事の方に特に多いそうです。
長時間同じ姿勢でいると、体や内臓の重みが腰に集まってしまい、血管が圧迫されて血流が悪化してしまいます。
また、体重という負荷を長時間受けるので、腰の骨と骨を繋ぐじん帯が緩み、関節が不安定になることで、動くと痛みを感じるようになってしまうのです。
腰痛を改善するには、疲労がたまった腰周りをほぐしてあげることと、凝り固まった背骨と関節を柔軟に保つことが不可欠です。
そこで、寝たままできる簡単なストレッチ方法をご紹介いたします。
まず、息を吐きながら両手を頭上に、両足を下に伸ばします。
10秒ほど数えてから、ゆっくりと楽な姿勢に戻ります。
この動作は、こわばった全身をほぐし、背筋をしっかり縮めて背骨の後ろへの動きをよくしてくれます。
下半身を左右にひねり、ゆっくり息を吐きながら姿勢を10秒キープしてください。
この動作は、腰の筋肉をほぐして背骨の左右の動きをよくしてくれるので、左右それぞれ行ってくださいね。
息を吐きながらゆっくりと両膝を抱え、10秒キープしてください。
この動作は、背筋を伸ばし、背骨の前への動きをよくしてくれます。
3つのストレッチを毎日行うことで、少しずつ背中周りを柔らかくほぐすことができます。
特に、体が温まっているお風呂上りに行うと効果バツグンなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
腰は、どんな動作を行う上でも大切な部位です。
腰に悩みをお持ちの方も、そうでない方も、改善・予防のためにストレッチを取り入れてみてくださいね。
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