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掲載日:2018年11月19日
デスクワークやストレス、そして運動量の低下といったさまざまな要因から、現代人に多い悩みが“肩こり”です。
肩こりは血流を良くするためのマッサージや、姿勢を正すように意識をしていても、なかなか改善されません。また、年々症状が重くなってきている・・・と思う方も多いのではないでしょうか?
それは、もしかしたら更年期が原因かもしれません。
最近になり、女性の更年期と肩こりが関係しているとも言われるようになりました。
更年期とは閉経前後の期間のことを言い、閉経に向けて卵巣から分泌される女性ホルモンが減少していきます。その影響で、骨密度が落ちてしまったり、体調不良やイライラといった更年期症状というものが出てきます。
更年期症状が重く、日常生活に支障がでることを更年期障害といわれています。
肩こりは悪い姿勢やストレスが原因で肩の筋肉の血流が悪くなり、起こる事もあります。まずは、適度な運動や肩の筋肉を蒸しタオルなどで温めてあげる等といった対策を取ってみてください。
それでも改善されず強い症状が出続ける場合は、頸椎椎間板ヘルニアや肩関節に炎症が出ていないか、更年期の影響が主な原因となっているのかを医療機関で調べてもらう必要があります。
更年期の影響が大きい場合は、女性ホルモンを補う薬剤を使用したり、漢方薬が処方され改善されるケースも多いそうです。
加齢による筋肉疲労や骨密度の低下によるカラダへの影響を少しでも防ぐために、健康的な毎日を送ることが大切です。健康的な将来を過ごすためにも、閉経前から骨量や筋肉量を維持に努めましょう♪
健康的な体型を維持できていますか?BMIが24.2の場合は太り気味、26.4以上の場合は肥満とされています。肥満の場合は、関節に大きな負担がかかるので、食生活の改善・運動に取り組むようにしましょう。
また、喫煙もカラダの血流を低下させ椎間板の代謝が悪くなってしまうので、禁煙を目指しましょう。
※BMIの算出方法:体重(kg)÷身長(cm)²
何が原因で起こっているにしても、肩こり改善に大切なのは血流です!
適度な運動やストレッチをすることで、血流が良くなるだけでなく、骨量を維持にも繋がります。肩こり改善を重視するのであれば、肩甲骨を意識して運動に取り組む事がポイントです!
閉経する年齢は40代前半~50代後半と個人差があるため、自己判断で「今が更年期です。」と決められるものではありません。
また、更年期に起こる症状は、甲状腺ホルモンの影響や精神的な事から起こる症状と区別がつきにくいため、気になる症状が続く場合は、まずは婦人科外来やかかりつけ医に相談する事が大切です。
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