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掲載日:2018年5月30日
湿度が高くなるこの季節。気になるのはカビですよね。
水回りやタンスの中など、カビが好む環境が室内にはたくさんあります。単に気持ち悪いだけなら良いのですが、カビが発生することで病気発症の原因となることもあります。
そこで、カビが原因となる病気、簡単に実践できるカビ対策を紹介いたします!
カビが生えている空間で長く生活していると、さまざまな病気を発症するリスクが高まります。まずは、カビが原因で起こる病気について知りましょう!
水虫は白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が皮膚に感染して起こる病気です。汗をかきやすい方や糖尿病の方、長時間蒸れやすい靴を履いて生活する方は水虫にとっても住みやすい環境の持ち主なので、特に気を付ける必要があります。
カビが発生している空間で過ごすことで、吸い込んだカビが気管支や肺胞にまで入りこみます。それが続いてしまうと、喘息や皮膚炎などのアレルギーが発症してしまう可能性があります。
アスペルギルスという、自然界に広く存在しているカビ(真菌)が原因で起こります。通常は病気の原因とはなりにくいカビですが、免疫力が弱まっている状態であったり、アスペルギルス自体にアレルギーを持っている場合は、このカビを吸い込むことで肺アスペルギルス症を発症してしまいます。
有機物の粉塵や化学物質を繰り返し吸い続けることによるアレルギー反応が原因となります。抗原として最も高いものがカビです。抗原を避けることで改善しますが、長期間抗原にさらされることで慢性化し、肺が固くなっていきます。
一度発生すると、どんどん増えてしまうカビを発生させないために対策が必要です!今は、カビ対策グッズも多く販売されているので、便利グッズを利用するのも一つの手ですよね。
「でも、なかなか買いに行く時間がない・・・。」そんな方のために、家にあるもので簡単にできるカビ対策をご紹介します!
押入れや靴箱などの湿気がこもりやすい場所の片隅に、フタのない小さなケースに粉末洗剤や重曹を入れて置いておくと湿気取りとして大活躍してくれます!
洗濯ネットなどに10円玉を入れて、洗濯物と一緒に洗います。銅イオンの作用で、カビの予防ができると言われているそうです。また、洗濯機の内部は高温多湿でカビにとっては絶好の住処となります。使わない時は、できるだけフタを開けて換気するようにしておきましょう。
新聞紙や段ボールは、湿気取りに大活躍します。引き出しの一番下や衣類・家具の間などにはさんでおくことで、湿気だけでなくホコリ対策にもなります。ブーツなどを箱に片づけておく時も、ブーツの中に新聞紙を詰め込んでおくことで、カビの発生を防ぐことができます。
カビを完璧に防ぐことは難しいかもしれませんが、少し対策することで健康への影響は大きく変わってきます。特に、免疫力が弱まっている時はカビへのアレルギー反応も出やすくなってしまうので、小さなお子様やご高齢の方がいらっしゃる場合は、カビ対策にも目を向けてみてくださいね♪
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