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掲載日:2018年3月15日
近頃、花粉症ではないのに、鼻水やくしゃみなどの症状を訴える方が増えているのはご存知ですか?
この不思議な現象は、寒暖差によって起きるのではないかと言われています。
そこで今回は、寒暖差アレルギーについて調べてみました!
私たちには、体内に侵入した細菌などの外敵をやっつける免疫という機能があるのですが、本来は無害な花粉などの物質を外敵と認識してしまい、免疫が過剰に反応することで、花粉症などを引き起こします。
しかし、花粉症ではないのにそっくりな症状が現れた場合は、寒暖差アレルギーによる症状かもしれません。
寒暖差アレルギーの原因
寒暖差アレルギーは、急激な気温差によって引き起こされます。
私たちの体は、寒い時は筋肉を震わせてエネルギーを作り出し、暑い時は汗をかいて熱を逃したりして、体温を維持しようとします。
これらの反応を担う自律神経がきちんと働くからこそ、私たちは体温を一定に保っています。
しかし、急激な寒暖差が繰り返されると、自律神経に乱れが起きてしまい、様々な症状が現れます。
その一つが、寒暖差アレルギーです。
寒暖差アレルギーの症状
寒暖差アレルギーになると、鼻づまりやくしゃみ、頭痛など花粉症のような症状が起きます。
その他には、次のような症状を訴える方が多いそうです。
①イライラする
春先といえば、お仕事などでも慌ただしくなりやすい季節でもあるので、自律神経の乱れも合わさりイライラしやすくなります。
②じんましんが出る
暖かい場所から寒い場所へ移動した時などに現れやすいそうで、ひどい時には痒みを伴います。
③食欲が低下する
鼻が詰まって匂いがわかりにくくなったり、胃腸の動きを司る自律神経が乱れることで、食欲が落ちてしまいます。
このような症状を引き起こす原因をしっかりと見極めて、対処をすることが大切です。
寒暖差アレルギーかどうかを見極めるには、次のようなポイントがあります。
【目は充血していますか?】
アレルゲンが目に付着することでかゆみと充血を引き起こすのですが、寒暖差アレルギーにはアレルゲンがないので、目の充血がほとんど起きません。
同様に、咳や喉の痛み、発熱も起きないと言われています。
【いつ症状が出ましたか?】
例えば、朝と夜や、夏や冬には屋外と屋内へと移動した時など、温度変化が起きやすいときに症状が出た場合は、寒暖差アレルギーかもしれません。
”7℃以上の温度変化”が目安です。
寒暖差アレルギーの見極めが難しい時には、病院で検査を受ける事が一番最適な方法です。
アレルギー検査で原因物質を特定すれば、正しい対策をとることができるので、心当たりのある方は、検査を受けてみるほうが良いかもしれませんね。
対策① 食生活を改善する
野菜や果物を食べないと、ビタミン類が不足しがちになり、自律神経が乱れやすくなります。
野菜を用いたジュースやスープを作って、積極的に摂るように心がけてみましょう。
対策② 筋肉量を増やす
筋肉量が増えると、代謝が促進され、体が温まりやすくなります。
軽いウォーキングなど、適度な運動を取り入れてみましょう。
対策③ 睡眠時間を一定に
睡眠時間が不規則になったり短くなると、自律神経が乱れやすくなります。
毎日決まった時間に布団に入り、質の良い睡眠をとるようにしてみましょう。
寒暖差アレルギーを防ぐには、寒暖差を作らないことが一番大切です。
また、「寒暖差アレルギーの対策=ストレス対策」とも言われるので、今の時期は、いつも以上にご自身の体を大切にしてあげてくださいね。
いかがでしたか?
寒暖差アレルギーについて調べていると、私にも思い当たる節が沢山ありました…(^^;)
春を快適に過ごすためにも、きちんと見極めて対策に取り組もうと思います!
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