フコイダン

掲載日:2018年3月20日

胃がんの知識とフコイダン

今や、日本人の2人に1人が生涯の中で何らかの「がん」に罹るといわれています。ご自身やご家族、周りの大切な方ががんに罹った時、この病気は他人事ではなくなります。

がんと言っても、発生部位によって呼び方(乳がん、大腸がんなど)が異なり、治療方法も違ってきます。

今回の豆知識より、各種がんの基本情報と治療中のフコイダンの飲用について掲載してまいります。

 

第1回目は、2013年の統計で罹患数1位(男女計)の胃がんについて紹介いたします。

 

胃がんとは?


 

胃がんは、胃壁の内側にある粘膜に発生します。発見時に、胃がんが粘膜や粘膜下層にとどまっているものは早期胃がん、筋層や漿膜(しょうまく)にまで達しているものは進行胃がんといわれます。

 

胃がんの中の約10%にスキルス胃がんとよばれる悪性度の高いがんもあります。スキルス胃がんは、胃の壁中をしみ込むように浸潤し、粘膜の表面にはあまり現れないため、内視鏡検査でも診断が難しい場合があります。また、腹膜播種やリンパ節転移の頻度も高く、治癒切除が難しい事が多く、予後が悪い傾向にあります。

 

胃がんになる一番の原因は食生活といわれています。胃は粘液などで保護されていますが、刺激の強い食べ物を摂り過ぎると炎症を起こし、胃がんのきっかけとなります。その他、肉や魚の焦げ、喫煙、過度の飲酒、塩分過多も胃がん因子として挙げられます。

 

 

胃がんの症状


 

初期段階では、自覚症状はほとんどありません。下記の症状が続く場合は、検査を受けるようにしましょう。

 

1、吐き気・嘔吐

2、胃が重たい

3、食欲不振

4、胸やけ・胸がムカムカする

5、下痢・便秘・血便・黒い便などの異変

 

胃がんの治療方法


 

胃がんの治療では、外科療法と化学療法を中心に行われます。

 

【外科療法】

比較的早期の胃がんに対しては、腹腔鏡下胃切除や内視鏡での切除も選択される事があります。特に内視鏡治療は、切除後も胃が温存され、食生活に対する影響もほとんどないため、多くの患者さんが希望されます。

進行胃がんに対しての標準的な治療方法は開腹手術となります。

手術は治癒を目的とする治癒手術と、症状の緩和などを目的とした非治癒手術に分けられます。

切除する範囲はがんのある部位とステージから、胃の切除範囲が決められます。胃の切除と同時に、周囲のリンパ節や、食べ物の通り道をつくり直す再建手術(消化管再建)も行います。

 

【化学療法】

術後の再発予防を目的とした化学療法、術前に切除対象のがんを小さくして切除しやすくする目的で行われる化学療法など、手術を組み合わせて行う化学療法を補助化学療法といいます。

また、手術が不可能な胃がん、再発がんに対しては初回治療として化学療法が行われます。

胃がんに対しては、適応となる抗がん剤や分子標的治療薬も多く出てきました。

 

【放射線療法】

放射線療法は、胃がん細胞が放射線にあまり反応しない事、臓器が放射線に対して弱いことから、切除不能な進行癌、抗がん剤の効果を得られない進行癌、再発の胃がんに対する補助的な治療方法として用いられています。

 

パワーフコイダンの摂取について


 

胃がん治療中は、ムカムカやパワーフコイダンの摂取については、ご本人様の体調に合わせて無理のない商品選びを心がけてください。

特に手術後は、ダンピング症候群が出現する可能性があります。一度にたくさんのパワーフコイダンを摂取せず、少量ずつから始めてください。

商品選びにご不安な場合は、コムネットフリーダイヤル(0120-166-159)までお気軽にお電話下さいませ。フコイダン専任スタッフが、お客様の状況に合わせた商品を提案いたします。

また、胃がん治療中のパワーフコイダンの摂取については、専門医へのご相談がお勧めです!ご希望のお客様は、医師との電話相談ページよりお申し込み下さいませ。

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