健康・美容

掲載日:2018年2月15日

ブルーライトとの付き合い方

スマートフォンやパソコンなど、IT機器の普及が進み、街中でも多くの方が利用されている姿をお見かけします。

インターネットを見たり、電子書籍を読んだり、便利な端末ですよね。

しかし、IT機器の画面から出ているブルーライトで、眼精疲労になってしまったり、体内時計が乱れてしまったりと、悪い影響があると懸念されているそうです。

 

「ブルーライトって何?」「ブルーライトには悪影響しかないの?」

そんな皆様の疑問を少しでも解消し、ブルーライトとの上手な付き合い方を知るきっかけになってくれましたら幸いです。

 

ブルーライトって?


 

私たちの目で見ることができる光を可視光線と言うのですが、光は、その波長によって色が変わります。

可視光線の波長と色を、表にまとめると、次のようになります。

 

光(可視光線)の色分け
短い ←   波長(nm)   → 長い
380~450
450~495
495~570
570~590
590~620
620~750

 

可視光線の中でも、波長が380~530nmと短く紫・青色の光をブルーライトと呼びます。

 

ブルーライトは、スマホやパソコンの画面だけではなく、太陽や照明などから降り注ぐ光の中にも含まれています。

様々な機器の普及に伴って、昼夜を問わず、また屋内や屋外でもブルーライトを浴びる生活環境になってきたと言えますね。

 

ブルーライトによる影響の原因


 

ブルーライトによって起きる悪影響の原因は、次のようなものだと言われています。

●ブルーライトは波長が短く散乱しやすいので、目に見える像がぼやけ、眼精疲労に繋がってしまう。

●夜にブルーライトを浴びると、睡眠を促すメラトニンの分泌が抑えられてしまい、体内時計の乱れに繋がってしまう。

 

こう見ると、やはり「ブルーライトは悪いもの」という印象を持ってしまいがちですよね。

確かに、眼精疲労が頭痛や肩こりに繋がってしまったり、夜遅くまでスマホを操作することで脳が覚醒して睡眠が不足したりと、悪影響もあります。

 

しかし、メラトニンの分泌を抑えるということは、頭をスッキリ覚醒させてくれる働きがある、ということです。

 

「朝起きた時にお日様の光を浴びると、スッキリ起きられる」と聞いたことはありませんか?

これは、日光に含まれるブルーライトがメラトニンを抑制し、脳を覚醒させてくれるからだそうです。

ブルーライトは、朝焼けの赤い光より、太陽が上った後の白い光に多く含まれると言われているので、特に朝の通勤時などがおすすめです。

 

このように、ブルーライトには、良いところも悪いところもあります。

「ブルーライトは全てカット!」ではなく、上手に付き合っていくのが大切です。

 

ブルーライトを調節する方法


 

前述の通り、朝や日中にはブルーライトを浴びたほうが良いそうです。

ですが、夜に質の良い睡眠をとるためにも、その間は避けたほうが良いと言われています。

 

夜にブルーライトを調整するには、「色」と「明るさ」が重要なポイントとなります。

 

①画面を目に近づけすぎないよう心がけてみましょう!

ブルーライトは波長が短いので、出来るだけ目から画面を離したり、画面の明るさを少し暗くするだけでも、ブルーライトの影響を軽くしてくれるそうです。

 

アプリや眼鏡を使ってみましょう!

ブルーライトをカットするため、レンズに薄く色のついた眼鏡や、画面の色を調節してくれるアプリなどもあるそうです。

 

照明を調節してみましょう!

寝る3~4時間くらい前から照明を暗くしたり、光の色を調節できる機器をお使いの場合は「暖かい色」に変えてみましょう。

※表現方法はメーカーごとに違うかもしれませんが、オレンジや黄色っぽい光に変わります。

 

いかがでしたか?ブルーライトについての疑問は、少し解消できましたか?

 

様々な技術の発展で、ブルーライトを全く浴びない状況を作るのは難しくなってきています。

上手に付き合っていくことで、悪影響を減らし、役立てていきたいですよね。

ご紹介した対策が、快適な生活のお役に立てれば幸いです(^^)

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