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掲載日:2017年10月25日
少し肌寒さを感じるようになり、夏と比べて喉の渇きを感じにくくなっているかもしれません。しかし、夏の様に汗をかいていなくても、私たちの体は知らずしらずのうちに水分を発散しているので、こまめな水分補給はとても大切です!
そこで今回は、“水”から健康を考えてみたいと思います。
カラダの水分量
私たちの体は、60%が水分で出来ていると言われますよね。
実は、体の水分量は、体の大きい人や筋肉量が多い人ほど多くなるため、女性よりも男性の方が多い傾向にあります。
また、年齢によっても異なり、新生児では約80%、幼児は約70%、成人になると男性で約60%、女性で約55%…と、年を重ねるほど水分補給の必要性が高まっていきます。
水分量が減るとどうなるの?
体に入った水分は、血液としてめぐり、様々な栄養素を運んで老廃物を出すという役割を担っています。
体の水分量が減ってしまうと、肌の乾燥やドライアイ、ドライマウスなどの症状が起きることが考えられます。
また、水分不足でドロドロになった血液は、心筋梗塞や脳梗塞の要因にもなり得ます。
十分な水分を適切に補充することが、私たちの健康を守る秘訣にもなるんですね!
健康を守る水の種類
今ではスーパーなどでもたくさんの水が販売されていますが、その種類は大きく“硬水”と“軟水”の2種類に分けられます。
では、この2つは実際にどのような違いがあるのでしょうか?
・硬水
カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が多く含まれている水です。
ヨーロッパなど海外の水は硬水であることが多いようです。
下剤としても使われるマグネシウムが豊富に含まれているので、便秘を解消する効果も期待されています。日本でも一時期、ダイエットに良いとして話題となりました。
・軟水
カルシウムやマグネシウムなどのミネラル含有量が少ない水です。日本の水道水は軟水なので、普段からとても親しんでいる水と言えるでしょう。ミネラル補給こそできないものの、小さなお子様からご高齢の方まで、全ての方が安心して飲む事ができます。
普段の水分補給には、体への負担が少ない軟水がお勧めです。肥満が気になる方や脂肪分の多い食生活を送っている方は、硬水を取り入れてみるのも良いかもしれませんね!
効果的な飲み方
水分補給と言って、一気飲みをしていませんか?それでは、せっかく飲んだ水分も吸収できずに排出されてしまうので、喉の渇きを感じる前のタイミングでこまめに摂取しましょう。
また、意外と見落としがちな「寝る前」と「起床後すぐ」の水分補給も大切です。
寝る前の水は、脳梗塞や心筋梗塞の原因ともなる、就寝中に血液濃度が高く血管が詰まりやすくなる症状を和らげてくれます。
そして「起床後すぐ」の水は、睡眠中に失った水分を補給して脱水症状を防ぎ、さらに胃腸の働きも活発にしてくれます。
一般的に成人が必要とする1日の水分補給量は、2L~2.5Lです。
このうち、食事などから摂取できる量を減らしたとしても、1日に1L~1.5Lほどは水分を摂る必要があるそうです。
これからは特に乾燥する季節になっていきます。乾かないカラダを目指して、水分補給に気をつけましょう!(^^)!
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