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掲載日:2017年7月12日
むくみとは、血液中に含まれる水分が血管やリンパ管の外に染みだして皮膚の下に留まる事で腫れているようになる症状の事をいいます。簡単に言えば、体内に余分な水分が溜まっているということなんですね。
一般的に女性がむくみやすく、男性にはあまりないと言われてきましたが、近年では男性もむくみに悩む方が増えているそうです。
このむくみの症状は、実は夏にもっとも起こりやすいという事をご存知ですか?
むくみの原因とカラダに及ぼす影響、そしてむくみの解消法をご紹介します。
夏むくみの原因は?
むくみの原因となるものは、長時間のデスクワークや立ち仕事、病気や薬による副作用など、様々なことが考えられます。
その中で夏のむくみの原因としてもっとも代表的なのは、「体の冷え」だと言われています。
夏は、暑さゆえに薄着になったり冷房がきいた部屋にいたりすること、冷たい食べ物・飲み物を摂る機会が自然と増えてしまいます。そのため、無意識のうちに体が冷え代謝が滞ってしまうため、むくみに繋がります。
また、脱水症状になる事を危惧して意識的にたくさんの水分を摂るケースもありますが、冷えた体では汗をかくことができず、摂取した水分も体に溜めこんでしまうことになります。
むくみが及ぼす影響
こうしたむくみの状態が続くと、体やお肌にも悪影響を及ぼしてしまうと言われています。
まずは、“夏太り”
「食べる量は変わってないのに、夏になると太る気がする…」こんな方は、もしかしたら、むくみが原因となっているかもしれません。
冷えからくるむくみは、足だけでなく全身に起こります。特に、二の腕が冷たいと感じる方は、むくんでいる可能性が高いです。
次に“シミやくすみ”
むくみは、代謝が落ちていることも原因として挙げられます。紫外線を浴びる夏に代謝が落ちているとなると、肌のターンオーバーが乱れて、シミやくすみの原因となります。
むくみの解消法
夏こそ入浴!
夏はシャワーで済ませることも多いかもしれませんが、夏こそゆったりバスタイムがお勧めです。温かいお湯に浸かると、日中に冷え切った体を温めることはでき。血流改善に役立ちます。
運動を怠らない!
暑さから体を動かすことが億劫になり、運動不足になりがちです。
朝夕の涼しい時間帯にウィーキングをしたり、自宅でストレッチをしたりするなどして、少しでも体を動かす習慣をつけましょう。
この他にも、オフィスなど空調を自由に調整できない場所に長時間いる場合、ひざ掛けやレッグウォーマー、カーディガンを用意するなどして、少しでも冷えない対策をすることが大切です。
むくみは放置していても改善する事はありません。早めの対策を行い、今年の夏はむくみ知らずで快適に過ごしましょう!
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