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掲載日:2017年3月15日
「あの人の名前は何だったかな?」「何をしようとしてたんだっけ…?」などと思った経験はありませんか?
物忘れと言うと、若いうちは関係ないと考えがちですが、実際には年齢に関係なく、誰しもが経験することです。
物忘れが起こる原因と対策
①睡眠不足
人は、寝ているときに脳の疲れを回復させ、記憶の整理や脳細胞の修復などを行っています。特に記憶をつかさどる「海馬」と言う部分は、十分な睡眠時間が取れていなかったり、睡眠の質が低下していると衰えてしまい、物忘れや物覚えの悪さに繋がってしまいます。
特に10代~20代で感じる物忘れには、睡眠がもっとも大きな要因と言われているそうです。
6時間半~7時間半の睡眠時間が脳のために最適な時間で、それよりも短くても長くても良くないそうです。
睡眠がきちんと取れているか、またその質は良いか…などを見直してみましょう。
②ストレス
ストレスが蓄積された状態が続くと、脳にも影響を与え、記憶がきちんと作られなくなってしまいます。
・趣味を作る
・ゆっくりお風呂に浸かる
・カラオケに行って大きな声で歌う
など、自分なりのストレス解消方法を探しておくと良いかもしれませんね。
③食生活の偏り
いろいろな場面で問題となる「食生活の欧米化」ですが、物忘れにも大きく関わっていると考えている医師も多いといいます。
脳に良い成分であるDHAやEPAは、マグロやサバなどの青魚に多く含まれています。
昔の日本の食卓には、こういった魚食がメインとなっていましたが、今では美味しく手軽に食べられる肉食やファストフードなどが身近になり、魚はあまり食べなくなったという方も少なくありません。
物忘れ対策としては、DHA・EPAが含まれる青魚やアセチルコリンを含む豚肉や豆腐、ナッツ類なども積極的に摂ることが良さそうですね!
④脳の老化現象
物忘れの原因第1位ともいわれるものこそ「加齢」です。
脳の老化現象は何歳から始まるかご存知ですか?実は、20代からすでに始まっているんです!
年齢を重ねることは止めることが出来ないからこそ、毎日の生活の中で少し工夫をして、
脳力を保つことが大切です。
例えば…
・料理をする(手順を考えながら作業をする料理は、とても良い脳トレになります。)
・適度な運動をする(体を動かして血流がよくなると、脳の活性化にもつながります。)
物忘れがひどいからと言って諦める必要はありません!日々の生活を見直して、物忘れに強い脳を作っていきましょう!
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