フコイダン

掲載日:2016年3月3日

低分子化フコイダンと高分子フコイダンの違いとは?

フコイダンという成分が良いと聞いてインターネットなどで調べると、さまざまなフコイダン製品が出てきて迷われる方も多いのではないでしょうか。フコイダン製品はメーカーによって様々な違いがあり、必ずと言って良いほど取り上げられているのがフコイダンの分子量についてです。

 

そこで今回は高分子フコイダン・低分子化フコイダンについて詳しくご説明いたします。

 

そもそも分子量って何??


 

まず、分子は炭素や水素、窒素、酸素などの原子が結合してできた粒子のことで、物質の最小単位とされています。分子量とは、この分子を構成する原子の総和のことです。よく目にする高分子・低分子とは、その製品に含まれているフコイダン成分の分子量を示します。フコイダンに限らず、分子量という表現はサプリメントや健康食品で多く使われていますよね。健康食品だけでなく、わたし達が服用する薬の一部でも低分子のものがあります。それだけ、分子量は重要ということです。

 

高分子フコイダンと低分子化フコイダンの違いとは??


 

分子量の大きいものは高分子フコイダン、分子量を小さくしているものが低分子化フコイダンと呼ばれています。

高分子フコイダンと低分子化フコイダンの大きな違いは、体内への吸収率です。

 

人間が食物を歯で噛み砕いて胃で溶かし、十二指腸に送り込むことができる大きさは約3,000~4,000分子といわれています。しかし、フコイダンは通常分子量が20万分子を超えている高分子の成分になります。このままの状態では人間は体内にフコイダン成分を吸収することができず、胃や腸などの直接触れる臓器の環境を整えながらほとんどが排出されてしまいます。

また、九州大学の基礎研究の中で、低分子化フコイダンは体内に吸収されてから様々な機能を持つことがわかってきました。

フコイダンの働きを最大限引き出すためには、低分子化することが不可欠です。

 

低分子化フコイダンの必要性


 

フコイダンは低分子化されていないとほとんど体内へ吸収ができず、フコイダンとして持つ生理活性機能の役割をほとんど果たすことなく体外に出てしまいます。低分子化フコイダン研究の第一人者である九州大学 白畑實隆教授は、世界中で研究が進められ、医学界でも注目を集めているフコイダン成分の低分子化にこだわり続けてきました。それはフコイダンを低分子化することにより、効率良く体内へ吸収させ、高分子フコイダンのままだと触れることのない臓器にもフコイダンを行きわたらせるためです。

 

低分子化することのメリットは体内への吸収だけではありません。

九州大学の基礎研究において、低分子化処理後のフコイダン抽出エキスと処理前の高分子フコイダン抽出エキスの比較実験では、低分子化処理されたフコイダン抽出エキスの方がより非正常細胞の増殖を抑制するという結果が得られています。

 

では、「高分子のフコイダンは意味がないの?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。決してそうではありません。高分子フコイダンを体内へ吸収させることは難しいですが、腸内環境を整えたり、胃の粘膜を保護してくれたりと、直接触れる部分には良い影響を与えてくれます。

 

低分子化フコイダンと高分子フコイダンの違いについて、ご理解いただけたでしょうか?

フコイダン製品を選ぶにあたり分子量だけで判断するのではなく、研究機関や実績など総合的に見て判断することが大切です。

低分子パワーフコイダンについてのご質問は、当店のフコイダン専任スタッフまでお気軽にお電話下さいませ♪

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